2日目

ブラックバイトについて書いてみる。

私は、地元のケーキ屋でアルバイトをしている。ここのケーキのファンだったので、大好きなケーキに囲まれて働けたらいいなと思い応募してみた。

初バイトだったので、最初の方は緊張してばかりでなかなか打ち解けられなかった。なので、2ヵ月ぐらい○○さんと呼ばれていた。他の社員さんや、パートさん、バイトさんは名前やあだ名で呼ばれていたのに…。すごい孤立している感じがした。

当時は、アルバイトと教習所通い、母の仕事の手伝いもしていて、覚えることがたくさんあった。だから、覚えの悪い私に痺れを切らしたのか、店長(これ以降Mと呼ばせていただきます)に、仕事が終わる度に呼び出された。そして、ねぇ、やる気あるの？辞める？ と毎回言われた。そこで辞めておけば良かったのに、私は、やる気あります。辞めません。と言っていた。多分Mからの圧が私にそう言わせていたのだと、今は思う。

当然バイトには行きたくなくなったが、Mからシフト入れないの？と聞かれると、良い顔をする私は入ってしまうのであった。

今思い出しても、当時の出来事や環境は震えるくらい怖かったし、辛かった。ましてやそれが半年も続くなんて…。

そんな状況が変化したのが、Mの夏休みが明けてからだ。どんな心境の変化があったのかは分からないが、とにかくこれまでとは比べものにならないくらい優しくなった。

しかし、いつ、またあの辛い状況に戻るかも分からないので、常に緊張してばかりだった。ストレスは溜まる一方。

今回はここまで…。